ソニーがメガネ型のウェアラブル端末「SmartEyeglass」をアプリ開発者向けに発売するとのこと。緑単色のホログラムで、明るく低消費電力だそうです。メガネ型なので、メガネ使用者には使えないように思われます。
ソニー、メガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass」の開発者向けモデルを3月10日に発売 (Internet watch)
ソニーがスマホと連動するメガネ型端末「SmartEyeglass」を開発しました。マイクロソフトの「HoloLens」と同様、ホログラムを使ったシースルー表示です。
【ITmedia】 ソニーがスマホと連携するメガネ型端末「SmartEyeglass」を開発
マイクロソフトがシースルー型ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を発表しました。ホログラムを使って現実の視野に表示を重ねているようですが、マイクロソフトは光学的な仕組みは公開していないそうです。PCの外部ディスプレイではなく、プロセッサも内蔵しているとのこと。
【GIZMODO】 マイクロソフト、ホログラム型VRゴーグル「Hololens」を発表
普通の視野と3倍の望遠に切換えができるコンタクトレンズが開発されました。瞳の中央部は普通の視野で、周辺部がリング状の反射望遠レンズになっています。ではどうやってそれを切換えるのかというと、3D映画を見るときのような偏光メガネを使うのだそうです。つまりコンタクトレンズと偏光メガネの両方が必要なわけですね。それなら望遠切換えメガネの方が良いような気もします。
世界初! 倍率切替可能な「望遠コンタクトレンズ」 (Wired)
あらゆる度数や乱視にも1種類で対応できるピンホール式のコンタクトレンズが開発中だそうです。カメラの絞りを絞り込むと、遠近どこでもピントが合うというのと同じことですね。絞りを絞ると暗くなってしまうので、夜に使えるかどうかが問題だと思われます。試作品の写真をよく見ると中央のピンホール以外にも小さい穴がたくさん開けてあり、この部分で明るさを多少確保しようとしているのかもしれません。その光はボケているはずですが、ボケと明るさのバランスをとろうということでしょうか。
「度数を持たないピンホールコンタクトレンズ」がNEDOの助成事業に採択 SankeiBiz
メガネ型ディスプレイで視野の中心部に表示しようとすると、光学部品が視野を遮るという問題を解決するために、瞳の径より細い棒状光学系を使うという技術です。光学設計の詳細は不明ですが、写真を見るととても細く小さな光学系で斬新です。
オリンパス ウェアラブルディスプレイの試作機を開発
メガネに引っ掛けて使うウェアラブル・ディスプレイ。瞳分割シースルー光学系と称する技術で視野を遮らずに表示が見られるそうです。詳細は不明ですが、瞳孔より細い棒状光学系で表示するとのこと。
オリンパス ウェアラブルディスプレイの試作機を開発
グーグルがメガネ型端末を操作するための「ウェアラブルマーカー」の特許を取りました。手や指先に付けたマーカーの動きをメガネ端末の赤外カメラで追跡するそうです。
Google、メガネ型コンピュータをネイルや指輪で操作する特許を取得。赤外線反射パターンを認識 (engadget)
メガネを使っている人が裸眼で一眼レフのファインダを覗くために、接眼視度を補正するアイピースレンズで、乱視も補正する製品が開発されました。光学設計的には、片方の面が球面で反対側が円筒面なのではないかと思われます。乱視には方向性があるので、撮影方向の縦位置と横位置に合わせてレンズを回せるようになっています。フレーミングの縦横を変えるたびにレンズを回さなくてはならないのは大きな問題のような気もします。面倒なのでレンズを回さずに顔を傾けてしまいそうです。
オプトオオノ、乱視対応の視度補正アイピース「アジャスティグマ」 (デジカメWatch)
メガネを掛けている人が偏光式の3D映像を見る場合、メガネの上に偏光メガネを掛けなくてはなりません。たまに映画を観るくらいなら我慢できますが、3D映像の製作でずっと2重にメガネを掛けているのは大変だし、映像も不鮮明になります。そこで度付きの偏光メガネを製作したというわけです。
普段使いもOK、度付きの3D眼鏡 (YOMIURI ONLINE)
5月21日朝の金環食を観察するときの注意点の情報です。直視はもちろん、サングラスや下じきを通して見るのも減光が不充分で目を傷つける恐れがあります。ピンホールで床に投影するか、手鏡で日光を日陰の壁などに反射させて見るのが簡単です。
日食を安全に観察するために
グーグルが発表したメガネ型の情報端末の写真を見ると、小型で視野を遮らないスッキリしたデザインですが、コンセプト動画では視野の中央に情報が表示されています。視野を遮らずに視野の真ん中に表示するのは、光学的に無理があります。コンセプト動画のように視野の中央に情報が表示されるのではなく、情報を見るときは視線を上に向ける必要があるのではないでしょうか。
速報:Google、ARメガネ Project Glass を発表。公開テストを開始。
普通のイカも身体のわりに眼が大きいですが、体長8メートルの巨大イカは目玉の直径が27センチもあるそうです。その眼の構造を光学的にモデリングしたところ、極度の遠視であることがわかったとのこと。また巨大イカの眼は100メートルくらい先のかすかな光が検出できるようです。
極度の遠視とは眼の焦点位置が網膜よりずっと後ろに来るということですが、そうだとすれば、イカの眼が精細な像を見ているのではなく、明るさだけを見る設計になっているわけですね。
巨大イカ、目玉は極度の遠視 (ナショナルジオグラフィック)