マイクロソフトがシースルー型ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を発表しました。ホログラムを使って現実の視野に表示を重ねているようですが、マイクロソフトは光学的な仕組みは公開していないそうです。PCの外部ディスプレイではなく、プロセッサも内蔵しているとのこと。

【GIZMODO】 マイクロソフト、ホログラム型VRゴーグル「Hololens」を発表

メガネ型ディスプレイで視野の中心部に表示しようとすると、光学部品が視野を遮るという問題を解決するために、瞳の径より細い棒状光学系を使うという技術です。光学設計の詳細は不明ですが、写真を見るととても細く小さな光学系で斬新です。

オリンパス ウェアラブルディスプレイの試作機を開発

LED光をライン状に照射

13. 8月 2012 · 光学レンズ設計製作

形状測定などでライン状のスリット光を照射する場合、ラインの幅が広がらないレーザー光が使われますが、LEDでスリット光照射ができる照明装置が開発されました。光学系の詳細は不明ですが、なるべく点光源に近い小さな発光部のLEDが必要だと思われます。

シーシーエス スリット光 LED 照明「LS シリーズ」を開発

視界を妨げないウェアラブル・ディスプレイ

09. 7月 2012 · 光学レンズ設計製作

メガネに引っ掛けて使うウェアラブル・ディスプレイ。瞳分割シースルー光学系と称する技術で視野を遮らずに表示が見られるそうです。詳細は不明ですが、瞳孔より細い棒状光学系で表示するとのこと。

オリンパス ウェアラブルディスプレイの試作機を開発

巨大魚眼レンズ

16. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

ニコンが40年前に発売した巨大魚眼レンズ6mm/F2.8が16万ドルで売りに出されて売れたそうです。画角220°、重さ5.2kgもあります。製作するのも大変そうなレンズですが、当時ニコンはなぜこんなものを出したのでしょうか。光学設計を考えると、開放F値をF4くらいで我慢すればかなり小さくできたはずです。同じ時代に6mm/F5.6というのがあって、こちらは普通に使えそうなサイズです。

超巨大円周魚眼レンズ 6mm f/2.8 Fisheye-Nikkor をD800に装着するデモ映像がYouTubeに登場 (QTVR Diary)

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プライム・オプティクスは魚眼レンズなど特殊なレンズの光学設計も承ります。

カーナビの透過型ディスプレイ

10. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

ドライバーが前を向いたままで情報を確認できるカーナビです。透明板に反射させて前方3メートルに虚像を表示しているので、視線の移動も目の焦点合わせも少なくてすむのは分かりますが、バックミラーの視認性は妨げないのでしょうか。光学設計を考えると、この透明反射板は凹面鏡で、ドライバーの顔の位置によって表示は歪みそうです。

パイオニア、フロントガラス前方にAR情報を表示するカーナビ (ITmedia)

普通の携帯電話カメラで3D映像が撮れるアダプタ

08. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

3D画像を撮影するには2つのレンズが必要ですが、1個のレンズの前に付けてレンズ2つ分の画像が撮れるアダプタが開発されました。平面ミラーを組合せただけのシンプルな設計でレンズが要らず、低コストで製作できそうです。

富士通研究所、既存のカメラ付端末で3D映像撮影を可能にする技術を開発 (マイナビニュース)

一眼レフ用チルト・シフトレンズ

30. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

景色をミニチュア化するチルト撮影が流行しているので、一眼レフ用のチルト・シフトレンズが発売されます。光軸に対してレンズを傾けるのがチルト、光軸と垂直の方向に平行移動本格的な造りのようで、価格もそれなりにします。プロ用ですね。庶民にはレンズベビーがあります。

Schneider、一眼レフカメラ用のシフトレンズ

低コストのホログラフィック顕微鏡

26. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

小型、低コストで短時間にホログラムが撮影できるデジタル・ホログラフィック顕微鏡を製作したそうです。

千葉大、手のひらサイズ顕微鏡を開発-試料を立体観察 (日刊工業新聞)

レーザーではなくLEDでホログラムを撮ることが特徴です。LEDでも狭い範囲(この例では14μm)ならコヒーレントなので、干渉を起こせるのだそうです。

低コストなポータブル・デジタルホログラフィック顕微鏡の開発

巨大イカは遠視

20. 3月 2012 · 光学レンズ設計製作

普通のイカも身体のわりに眼が大きいですが、体長8メートルの巨大イカは目玉の直径が27センチもあるそうです。その眼の構造を光学的にモデリングしたところ、極度の遠視であることがわかったとのこと。また巨大イカの眼は100メートルくらい先のかすかな光が検出できるようです。

極度の遠視とは眼の焦点位置が網膜よりずっと後ろに来るということですが、そうだとすれば、イカの眼が精細な像を見ているのではなく、明るさだけを見る設計になっているわけですね。

巨大イカ、目玉は極度の遠視 (ナショナルジオグラフィック)

視界の上下左右が反転するゴーグル

09. 3月 2012 · 光学レンズ設計製作

認知科学の有名な実験で、「上下左右が反転するメガネを掛けて生活して2週間くらい経つと、反転した景色が正常に感じられて普通に活動できるようになる」というのがありますが、それを体験できる反転ゴーグルが発売されました。

そもそも水晶体というレンズによって網膜に結像する外界の像は上下左右が反転していますが、このゴーグルを使うと2回反転して正立することになります。何日か経つと、脳の中で網膜像を再反転させる画像処理をやめる回路ができるのでしょうか。

このゴーグルはプリズムのエッジが突き出た形をしていますが、ここを回すと左右反転メガネにもなるようです。

ドラえもんの道具みたいな「逆さまメガネ」、お値段55ユーロ(約6000円)で発売中 (ITmedia)

光学ファインダと電子ファインダを切換えられるカメラ

23. 2月 2012 · 光学レンズ設計製作

レンズ交換式のデジカメは一眼型が多いですが、これは撮影レンズと別にファインダ用レンズがあるレンジファインダ型です。レンジファインダは望遠レンズになると写る範囲が小さくなるので使いにくいのが欠点ですが、倍率が2段階に変化するようになっており、さらに電子ビューファインダにも切換えられるという凝った設計です。

富士フイルム、「FUJIFILM X-Pro1」の説明会を開催 (デジカメWatch)

普通の顕微鏡で蛍光観察ができるようにするアダプタ

11. 2月 2012 · 光学レンズ設計製作

一般の顕微鏡の照明光源に励起フィルターを取り付けることで、蛍光を観察できるようになるという研究成果が発表されました。数百万円もする蛍光顕微鏡と同程度の画像が得られるうえに、光源の出力が低いことで標本が退色しにくくなり、従来より何倍も長時間観察できるそうです。今までの蛍光顕微鏡は何だったのかという話になりますね。

理研、一般顕微鏡を蛍光顕微鏡に強化できるアダプタを試作して性能を実証 (マイナビニュース)

iPhoneで360度パノラマが撮れるレンズ

23. 12月 2011 · 光学レンズ設計製作

iPhone用に全周パノラマが撮れるレンズを開発中のベンチャー企業があるそうです。カメラレンズの正面ではなく周囲の360°の画像が撮れるレンズで、景色を撮るにはレンズを上に向けるわけですね。当社の工業用内視鏡PO-HS1も周囲360°の画像が撮れますが、違ったタイプの光学設計のようです。

iPhoneで360度パノラマ映像が撮れる小型レンズ「Dot」 (ねとらぼ)

どの携帯電話にも付けられるマクロレンズ

14. 12月 2011 · 光学レンズ設計製作

マクロ・コンバーターレンズがゴムバンドに仕込んであって、どの携帯電話にでも付けられる製品です。ケータイの形によっては、レンズがズレたり傾いたりする場合もありそうです。それだけアバウトな取り付けでは光学性能は期待できません。最近、マクロ撮影用のカメラやコンバーターがいろいろ出ていますね。細部を良く見るのがはやっているのでしょうか。

どの携帯でも使える「輪ゴム式マクロレンズ」 (WIRED)