ソニーがスマホと連動するメガネ型端末「SmartEyeglass」を開発しました。マイクロソフトの「HoloLens」と同様、ホログラムを使ったシースルー表示です。
レンズを使わない顕微鏡でガン細胞の検出に成功したそうです。レーザースキャニングかと思ったら、光源はLEDでもできるということなので、イメージセンサーにサンプルをぴったり付けて日光写真のように影を撮影するのでしょう。それでもセンサーとサンプルは少し離れているので、光源の位置を変えて複数回撮影し、画像処理するのではないでしょうか。
光学情報収集ブログ
ソニーがスマホと連動するメガネ型端末「SmartEyeglass」を開発しました。マイクロソフトの「HoloLens」と同様、ホログラムを使ったシースルー表示です。
レンズを使わない顕微鏡でガン細胞の検出に成功したそうです。レーザースキャニングかと思ったら、光源はLEDでもできるということなので、イメージセンサーにサンプルをぴったり付けて日光写真のように影を撮影するのでしょう。それでもセンサーとサンプルは少し離れているので、光源の位置を変えて複数回撮影し、画像処理するのではないでしょうか。
天体望遠鏡で、大気の温度や気圧の違いによる屈折率の変化で像がピンボケになるのを補正する補償光学装置は、赤外線での観測しか補正できませんでしたが、より精密な補正が必要な可視光でもできるようになったそうです。
メガネを使っている人が裸眼で一眼レフのファインダを覗くために、接眼視度を補正するアイピースレンズで、乱視も補正する製品が開発されました。光学設計的には、片方の面が球面で反対側が円筒面なのではないかと思われます。乱視には方向性があるので、撮影方向の縦位置と横位置に合わせてレンズを回せるようになっています。フレーミングの縦横を変えるたびにレンズを回さなくてはならないのは大きな問題のような気もします。面倒なのでレンズを回さずに顔を傾けてしまいそうです。
小型、低コストで短時間にホログラムが撮影できるデジタル・ホログラフィック顕微鏡を製作したそうです。
千葉大、手のひらサイズ顕微鏡を開発-試料を立体観察 (日刊工業新聞)
レーザーではなくLEDでホログラムを撮ることが特徴です。LEDでも狭い範囲(この例では14μm)ならコヒーレントなので、干渉を起こせるのだそうです。
デジカメの液晶モニタは明るい場所では見にくいので、フードで覆って接眼レンズを付けてしまうアイデアです。つまり液晶モニタが巨大EVF(電子ビューファインダ)になるわけです。EVF付きの一眼レフに装着した使用例がありますが、これは動画撮影時にはミラーが上がりっぱなしになるのでEVFが使えないからですね。
認知科学の有名な実験で、「上下左右が反転するメガネを掛けて生活して2週間くらい経つと、反転した景色が正常に感じられて普通に活動できるようになる」というのがありますが、それを体験できる反転ゴーグルが発売されました。
そもそも水晶体というレンズによって網膜に結像する外界の像は上下左右が反転していますが、このゴーグルを使うと2回反転して正立することになります。何日か経つと、脳の中で網膜像を再反転させる画像処理をやめる回路ができるのでしょうか。
このゴーグルはプリズムのエッジが突き出た形をしていますが、ここを回すと左右反転メガネにもなるようです。
一般の顕微鏡の照明光源に励起フィルターを取り付けることで、蛍光を観察できるようになるという研究成果が発表されました。数百万円もする蛍光顕微鏡と同程度の画像が得られるうえに、光源の出力が低いことで標本が退色しにくくなり、従来より何倍も長時間観察できるそうです。今までの蛍光顕微鏡は何だったのかという話になりますね。
双眼顕微鏡にUSBカメラが内蔵されて6万円は安いですね。
顕微鏡の画像を撮影するために、スマートフォンを固定するアダプターです。顕微鏡の画像をデジカメで撮ろうとすると、レンズの光軸合わせとピント合わせが難しいものですが、これなら簡単に撮れそうです。
当社設計、一眼カメラが顕微鏡になる超接写レンズもあります。
名前はハンディマイクロスコープですが、レンズの周りにLED照明が付いた接写デジカメですね。光学17倍、デジタル32倍で最大500倍だそうです。500万画素の画像をデジタルで32倍に拡大すると約5000画素になるので、ちょっと荒いような気もします。