周囲360°と上下180°の全方向を一度に撮影できる全天球撮影カメラです。独自の超小型二眼屈曲光学系を採用したとのことで、薄いカメラの表裏に2個のレンズが付いています。1個のレンズが画角180°の魚眼レンズだとしたら、2つの丸い画像が撮れるはずですが、丸い全天球画像が撮れるようです。2個のレンズから光学的に1個のセンサーに結像させているのか、2個の画像を処理して丸くしているのかが気になります。

リコー、撮影者を取り囲む全天球イメージを撮影可能なコンシューマー向けデバイスを発売

何に使うのかと思ったら、グーグル・ストリートビューみたいに好きな方向を見られる画像に加工できるんですね。

作例

太陽光の波長ごとに最適化した3つの光吸収層を重ねた太陽電池セルで変換効率43.5%を達成したとのこと。太陽光を集めるフレネルレンズを設計してみると、非球面にすることで球面収差は無くせますが、色収差は残るので波長ごとのフォーカスがずれてしまいます。3層の積層によってその色収差にも対応しているのでしょう。

シャープ 集光型太陽電池セルで世界最高変換効率43.5%を達成

可視光補償光学装置による天体観測

21. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

天体望遠鏡で、大気の温度や気圧の違いによる屈折率の変化で像がピンボケになるのを補正する補償光学装置は、赤外線での観測しか補正できませんでしたが、より精密な補正が必要な可視光でもできるようになったそうです。

すばる望遠鏡、可視光波長での本格的な補償光学観測に成功して性能2.5倍に (マイナビニュース)

グーグル・ストリートビューの進化

17. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

グーグルのストリートビューの全周パノラマ映像を撮影するカメラの進化版です。最初の頃は4台か6台のカメラを使っていましたが、今は球形のボディに15個のレンズが付いた形をしています。レンズの配置が微妙な角度で、画像の合成処理にも工夫がありそうです。市販品のレンズを使って製作しているのか、光学設計からオリジナルで開発しているのか興味が湧きます。

Googleストリートビューは、次なるステップへ (WIRED)

巨大魚眼レンズ

16. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

ニコンが40年前に発売した巨大魚眼レンズ6mm/F2.8が16万ドルで売りに出されて売れたそうです。画角220°、重さ5.2kgもあります。製作するのも大変そうなレンズですが、当時ニコンはなぜこんなものを出したのでしょうか。光学設計を考えると、開放F値をF4くらいで我慢すればかなり小さくできたはずです。同じ時代に6mm/F5.6というのがあって、こちらは普通に使えそうなサイズです。

超巨大円周魚眼レンズ 6mm f/2.8 Fisheye-Nikkor をD800に装着するデモ映像がYouTubeに登場 (QTVR Diary)

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プライム・オプティクスは魚眼レンズなど特殊なレンズの光学設計も承ります。

乱視も補正するアイピースレンズ

11. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

メガネを使っている人が裸眼で一眼レフのファインダを覗くために、接眼視度を補正するアイピースレンズで、乱視も補正する製品が開発されました。光学設計的には、片方の面が球面で反対側が円筒面なのではないかと思われます。乱視には方向性があるので、撮影方向の縦位置と横位置に合わせてレンズを回せるようになっています。フレーミングの縦横を変えるたびにレンズを回さなくてはならないのは大きな問題のような気もします。面倒なのでレンズを回さずに顔を傾けてしまいそうです。

オプトオオノ、乱視対応の視度補正アイピース「アジャスティグマ」 (デジカメWatch)

静脈認証センサーの小型化

07. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

銀行のATMなどで見かける静脈認証装置を小型化して、ノートPCやタブレットに内蔵できるサイズになったそうです。光学設計に興味が湧きますが、光学系の説明図を見ただけでは、凸レンズと撮像素子を縮小したことしか分かりません。詳細は不明ですが、結像レンズが照明レンズを兼ねている設計も面白いです。

静脈認証というのは、酸素を失った静脈血のヘモグロビンが近赤外光を吸収することを利用して、近赤外光の反射像で暗く写る静脈のパターンを検出するものです。

富士通研、タブレット端末に内蔵可能な手のひら静脈認証センサー開発 (マイナビニュース)

度付きの3Dメガネ

03. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

メガネを掛けている人が偏光式の3D映像を見る場合、メガネの上に偏光メガネを掛けなくてはなりません。たまに映画を観るくらいなら我慢できますが、3D映像の製作でずっと2重にメガネを掛けているのは大変だし、映像も不鮮明になります。そこで度付きの偏光メガネを製作したというわけです。

普段使いもOK、度付きの3D眼鏡 (YOMIURI ONLINE)

一眼レフ用チルト・シフトレンズ

30. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

景色をミニチュア化するチルト撮影が流行しているので、一眼レフ用のチルト・シフトレンズが発売されます。光軸に対してレンズを傾けるのがチルト、光軸と垂直の方向に平行移動本格的な造りのようで、価格もそれなりにします。プロ用ですね。庶民にはレンズベビーがあります。

Schneider、一眼レフカメラ用のシフトレンズ

iPadに一眼レフ用レンズを取付けるアダプタ

23. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

iPadに一眼レフ用交換レンズと三脚を取付けられるアダプタです。レンズの重さでグラグラしそうです。それと、iPadを上下逆さまに取付けてあるので、iPadを正立させた状態で撮影した映像を見ると天地が逆になっているような気がします。

iPad で一眼レフ用レンズと三脚を使うアダプタ Padcaster (engadget)

 

 

曇らないメガネ

06. 3月 2012 · 光学レンズ設計製作

曇らないメガネが開発されました。花粉症対策でマスクをすると鼻息がメガネのレンズに当たって曇りがちですが、このレンズは曇らないのが売り文句です。「くもりにくい」ではなく「くもらない」と言い切っています。多分、レンズに親水性のコーティングをしているのだと思われますが、どういう加工なのでしょうか。

マスクをしても曇らない眼鏡「花粉らくらく君」 (マイナビニュース)

工業用レンズをミラーレス一眼に付けるアダプタ

03. 2月 2012 · 光学レンズ設計製作

ミラーレス一眼にCマウントアダプタを付けて、工業用レンズを使う話です。値段が高いうえにマニュアルでフォーカスや絞りを設定する必要がありますが、工業用高性能レンズで写真を撮ると別世界が広がるのでしょうか。

muk select、ミラーレス向け「コーワ」と「ペンタックス」インダストリアルレンズ (デジカメWatch)

iPhoneに一眼レフ用レンズを付けられるアダプタ

24. 1月 2012 · 光学レンズ設計製作

一眼レフの交換レンズをiPhoneに付けるためのアダプタです。ピント合わせや絞りの設定は手動でやるのでしょう。撮像素子のサイズが合わないので、普通のレンズが超望遠レンズになると思われます。

パワーショベル、iPhoneに一眼レフ用レンズを装着できる「iPhone DSLR」 (デジカメWatch)

半年前にアメリカで発売されたときの記事では、ミラーがないため、撮影した写真は上下逆さまに写る(ITmedia)ようです。

一眼レフ用レンズ組立の自動化

13. 1月 2012 · 光学レンズ設計製作

キヤノンが一眼レフカメラ用交換レンズの組立を自動化するそうです。

自動化前の組立の状況はこちら →バーチャルレンズ工場

自動化のためにレンズ設計を大きく変えることはできないでしょうから、組立方法は従来のままで、人間と同じような作業ができる組立ロボットを製作したのでしょうか。ますます国内の雇用が減りそうですね。

キヤノン、一眼レフ用レンズの組立を自動化 (日刊工業新聞)

光学ユニット全体を動かす手ブレ補正ビデオカメラ

11. 1月 2012 · 光学レンズ設計製作

従来の光学手ブレ補正は撮影光学系の中の補正レンズを動かしていましたが、これは撮像素子まで含めた光学ユニット全体を動かして手ブレを補正するビデオカメラです。光学設計には何も手を加える必要が無く、補正レンズをずらすことによる画像の劣化もない点は理想的な手ブレ補正ですが、大きく重たい光学ユニットを動かすために、余分なスペースと強力なモータやコイルが必要になります。

ソニーは「空間光学手ブレ補正」と名付けて世界初と称していますが、「フルハイビジョン撮影可能なビデオとして」との注釈があります。この方式は、既に2005年にコニカミノルタのコンパクトデジカメに「レンズユニットスイング方式」として搭載されており、そのデジカメも動画撮影可能だったため、そのような注釈が必要になったのでしょう。

ソニー、空間光学手ブレ補正搭載の2Dハンディカム-投写可能な2D最上位「PJ760V」 (デジカメWatch)