液晶モニタを省いた円筒形のカメラというのは既にソニーも出していますが、オリンパスがマイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式カメラを発表しました。モニタとしてスマホを取付けるホルダを作るための3Dデータや、カメラの制御アプリを作るための開発キットを公開して、オープンなカメラ規格にしようとしています。

オリンパス、スマホと楽しむレンズ交換式小型カメラ「OLYMPUS AIR A01」 (マイナビニュース)

周囲360°と上下180°の全方向を一度に撮影できる全天球撮影カメラです。独自の超小型二眼屈曲光学系を採用したとのことで、薄いカメラの表裏に2個のレンズが付いています。1個のレンズが画角180°の魚眼レンズだとしたら、2つの丸い画像が撮れるはずですが、丸い全天球画像が撮れるようです。2個のレンズから光学的に1個のセンサーに結像させているのか、2個の画像を処理して丸くしているのかが気になります。

リコー、撮影者を取り囲む全天球イメージを撮影可能なコンシューマー向けデバイスを発売

何に使うのかと思ったら、グーグル・ストリートビューみたいに好きな方向を見られる画像に加工できるんですね。

作例

レンズ無しで1画素のカメラ

21. 6月 2013 · 光学レンズ設計製作

ベル研究所がレンズレス・カメラというのを開発しました。要するにピンホール・カメラですが、撮像素子が1画素というところが画期的です。1画素でどうやって写真が撮れるのかというと、液晶パネルでピンホールの位置をいろいろ変えて何回も撮影するのです。それも、1個のピンホールの位置を縦横にスキャンするというのではなく、複数の開口でランダムなパターンを作って何度も撮影し、そのデータを解析して画像にするというものです。

ここまでだと何が良いのか判りませんが、1画素ならX線からテラヘルツ光まで捉える素子を作ることもできるというのが、この研究の狙いのようです。

ベル研究所、レンズのない1画素カメラ実現 (Gizmodo)

近赤外光で植物の健康状態を見るカメラ

14. 6月 2013 · 光学レンズ設計製作

植物は元気なほど近赤外光を多く反射するので、近赤外の感度のあるカメラで撮影すると、植物の健康状態が分かります。普通のカメラには赤外線をカットするフィルタが付いていますが、それ可視光をカットするフィルタに交換すると、赤外カメラになります。安価な赤外カメラを製品化して、身の回りの植物の状態を調べようというクラウドファンディング・プロジェクトです。

KickstarterプロジェクトのInfragramは、植物を〈違う光〉で見るカメラ (TechCrunch)

ポータブル3Dスキャナー

27. 11月 2012 · 光学レンズ設計製作

3Dスキャナーは対象物が固定していないと形状測定ができないような気がしますが、この製品はポータブルというところが斬新です。光学設計的な仕様は不明ですが、離れた位置にある2つのカメラでステレオ撮影をして対象物の3次元形状を割り出しているのだと思われます。同時にカメラと対象物の相対位置の変化も検知して測定値を補正するので、スキャナーが動いても大丈夫というわけです。2つのカメラらしきレンズの他にもうひとつあるレンズはLED照明用です。

CREAFORM ポータブル3Dスキャナー

グーグル・ストリートビューの進化

17. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

グーグルのストリートビューの全周パノラマ映像を撮影するカメラの進化版です。最初の頃は4台か6台のカメラを使っていましたが、今は球形のボディに15個のレンズが付いた形をしています。レンズの配置が微妙な角度で、画像の合成処理にも工夫がありそうです。市販品のレンズを使って製作しているのか、光学設計からオリジナルで開発しているのか興味が湧きます。

Googleストリートビューは、次なるステップへ (WIRED)

白黒専用ライカ

12. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

35mmフルサイズで1800万画素の白黒撮像素子を搭載したレンジファインダーカメラです。カラーの撮像素子ではRGGBの4画素で輝度情報を平均化しているので、白黒にすればカラーの4倍の高精細になるともいえます。「モノクロに特化して写真の芸術性を探求する」と謳っています。解像力=芸術性だと主張しているわけです。ズミクロンレンズの解像力が200本/mmといわれているので、現時点でそれを活かそうとしたら白黒になったともいえます。

ライカ M モノクローム

普通の携帯電話カメラで3D映像が撮れるアダプタ

08. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

3D画像を撮影するには2つのレンズが必要ですが、1個のレンズの前に付けてレンズ2つ分の画像が撮れるアダプタが開発されました。平面ミラーを組合せただけのシンプルな設計でレンズが要らず、低コストで製作できそうです。

富士通研究所、既存のカメラ付端末で3D映像撮影を可能にする技術を開発 (マイナビニュース)

段ボール・デジカメ

01. 5月 2012 · 光学レンズ設計製作

段ボールのデジカメです。とても小さな撮影レンズが付いています。多分ケータイ用モジュールでしょう。ファインダはレンズ無しの素通し穴で、当然液晶モニタなんかも無し。側面にUSB端子が生えています。

IKEAから段ボールデジカメが登場

レーザーがカメラのセンサーに当たるとどうなるか

20. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

一眼レフでステージを撮影していて、演出用のレーザー光がレンズに入ってしてしまったときの映像です。レーザーが当たった画素が破壊されるだけでなく、タテヨコに縞が出ています。ちなみにCanon EOS 5D MkIIの撮像素子は2100万画素CMOSです。ところで、人間の網膜はCMOSより丈夫なのでしょうか。

「レーザーでセンサーをやられた」キヤノン5D MkIIの動画

真鍮製銀塩カメラ

19. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

今時、銀塩フィルム用カメラの新製品です。お洒落なデザインですが、性能が気になります。レンズは22mmでF8固定、フォーカスは遠近2段階、シャッタスピードは1/100とバルブ、ファインダはとても小さなレンズの虚像式。中身はレンズ付きフィルムの広角タイプですね。

写真で見るロモグラフィー「Fred Perry 60th Anniversary La Sardina」

天体撮影用一眼レフ

06. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

普通のデジカメの撮像素子には赤外カットフィルタが付いていて、天体撮影で重要なHα輝線という波長656nmの赤い光もカットされてしまいます。このカメラは赤外カットフィルタの特性を変更して、Hα輝線が通りやすくなっています。

Hα輝線とは、星の原材料である水素原子が出す光のスペクトルのうち、可視光領域で一番波長の長いものです。

キヤノン、天体撮影用の「EOS 60Da」。ローパスフィルター特性を変更 (デジカメWatch)

指で構図を決めるカメラ

05. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

指で景色を切り取って絵や写真の構図を決めるポーズがありますが、その指に嵌めたカメラで写真が撮る話です。指と眼の距離で画角が変わることになりますが、カメラと顔の距離を測って画角を決める機能があります。画角を変えるのは電子ズームのようです。指で作る枠の大きさも問題ですが、推奨サイズがあるのでしょう。

指で構図を決めて撮影できる Ubi-Camera (engadget)

 

3Dデジカメの画像で立体形状を計測

04. 4月 2012 · 光学レンズ設計製作

2つのレンズで撮影するステレオ画像から被写体の3次元データを生成できるそうです。最近はレーザースキャニングによる3次元計測が広まりつつありますが、このシステムは画像データを基にしているので被写体表面のテクスチャも得られるという利点があります。

「FUJIFILM 3D計測システム」新バージョンを発売

放射性物質を可視化する装置

30. 3月 2012 · 光学レンズ設計製作

福島第一原発から撒き散らされた放射性物質の除染のために、ガンマ線源を可視化できる装置が開発されました。ガンマ線のエネルギーで核種を判別して色分けした画像を普通のカメラ画像に重ねて表示しています。

見えない放射性物質が見えるようになるカメラ「超広角コンプトンカメラ」実例画像 (Gigazine)

ガンマ線が電子に当たって散乱するコンプトン散乱を検出することでガンマ線のエネルギーと方向が判るそうです。

超広角コンプトンカメラについて  宇宙航空研究開発機構