照明光源にレーザーを使用する医療用内視鏡です。ブルーのレーザーと蛍光体を使って白色光で自然な色で見るか、レーザーだけでシャープな画像にするかを切換えられるそうです。
グーグルがメガネ型端末を操作するための「ウェアラブルマーカー」の特許を取りました。手や指先に付けたマーカーの動きをメガネ端末の赤外カメラで追跡するそうです。
光学情報収集ブログ
照明光源にレーザーを使用する医療用内視鏡です。ブルーのレーザーと蛍光体を使って白色光で自然な色で見るか、レーザーだけでシャープな画像にするかを切換えられるそうです。
グーグルがメガネ型端末を操作するための「ウェアラブルマーカー」の特許を取りました。手や指先に付けたマーカーの動きをメガネ端末の赤外カメラで追跡するそうです。
天体望遠鏡で、大気の温度や気圧の違いによる屈折率の変化で像がピンボケになるのを補正する補償光学装置は、赤外線での観測しか補正できませんでしたが、より精密な補正が必要な可視光でもできるようになったそうです。
レーザーで表示するパソコン用キーボードと同じ発想の楽器です。レーザーレンジファインダーにすれば、光線に触れる位置によって音量を変えることもできそうです。
グーグルのストリートビューの全周パノラマ映像を撮影するカメラの進化版です。最初の頃は4台か6台のカメラを使っていましたが、今は球形のボディに15個のレンズが付いた形をしています。レンズの配置が微妙な角度で、画像の合成処理にも工夫がありそうです。市販品のレンズを使って製作しているのか、光学設計からオリジナルで開発しているのか興味が湧きます。
ニコンが40年前に発売した巨大魚眼レンズ6mm/F2.8が16万ドルで売りに出されて売れたそうです。画角220°、重さ5.2kgもあります。製作するのも大変そうなレンズですが、当時ニコンはなぜこんなものを出したのでしょうか。光学設計を考えると、開放F値をF4くらいで我慢すればかなり小さくできたはずです。同じ時代に6mm/F5.6というのがあって、こちらは普通に使えそうなサイズです。
超巨大円周魚眼レンズ 6mm f/2.8 Fisheye-Nikkor をD800に装着するデモ映像がYouTubeに登場 (QTVR Diary)
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プライム・オプティクスは魚眼レンズなど特殊なレンズの光学設計も承ります。
透明パイプの中に太陽光発電パネルと熱吸収装置を収めたものです。熱吸収装置によって発電パネルが過熱するのを防いで発電効率を上げるのと同時に、熱エネルギーも有効利用するそうです。透明パイプを水で満たして円筒型の集光レンズになるのかと思いましたが、そうでもなさそうで、熱伝導のしくみは不明です。
面発光する無機EL板をブラインドのようにつないだ照明器具です。本物のブラインドと同様に傾斜を変えることで調光できます。価格は不明ですが、これだけEL板を使ってあると高そうです。
35mmフルサイズで1800万画素の白黒撮像素子を搭載したレンジファインダーカメラです。カラーの撮像素子ではRGGBの4画素で輝度情報を平均化しているので、白黒にすればカラーの4倍の高精細になるともいえます。「モノクロに特化して写真の芸術性を探求する」と謳っています。解像力=芸術性だと主張しているわけです。ズミクロンレンズの解像力が200本/mmといわれているので、現時点でそれを活かそうとしたら白黒になったともいえます。
メガネを使っている人が裸眼で一眼レフのファインダを覗くために、接眼視度を補正するアイピースレンズで、乱視も補正する製品が開発されました。光学設計的には、片方の面が球面で反対側が円筒面なのではないかと思われます。乱視には方向性があるので、撮影方向の縦位置と横位置に合わせてレンズを回せるようになっています。フレーミングの縦横を変えるたびにレンズを回さなくてはならないのは大きな問題のような気もします。面倒なのでレンズを回さずに顔を傾けてしまいそうです。
ドライバーが前を向いたままで情報を確認できるカーナビです。透明板に反射させて前方3メートルに虚像を表示しているので、視線の移動も目の焦点合わせも少なくてすむのは分かりますが、バックミラーの視認性は妨げないのでしょうか。光学設計を考えると、この透明反射板は凹面鏡で、ドライバーの顔の位置によって表示は歪みそうです。
3D画像を撮影するには2つのレンズが必要ですが、1個のレンズの前に付けてレンズ2つ分の画像が撮れるアダプタが開発されました。平面ミラーを組合せただけのシンプルな設計でレンズが要らず、低コストで製作できそうです。
銀行のATMなどで見かける静脈認証装置を小型化して、ノートPCやタブレットに内蔵できるサイズになったそうです。光学設計に興味が湧きますが、光学系の説明図を見ただけでは、凸レンズと撮像素子を縮小したことしか分かりません。詳細は不明ですが、結像レンズが照明レンズを兼ねている設計も面白いです。
静脈認証というのは、酸素を失った静脈血のヘモグロビンが近赤外光を吸収することを利用して、近赤外光の反射像で暗く写る静脈のパターンを検出するものです。
メガネを掛けている人が偏光式の3D映像を見る場合、メガネの上に偏光メガネを掛けなくてはなりません。たまに映画を観るくらいなら我慢できますが、3D映像の製作でずっと2重にメガネを掛けているのは大変だし、映像も不鮮明になります。そこで度付きの偏光メガネを製作したというわけです。
5月21日朝の金環食を観察するときの注意点の情報です。直視はもちろん、サングラスや下じきを通して見るのも減光が不充分で目を傷つける恐れがあります。ピンホールで床に投影するか、手鏡で日光を日陰の壁などに反射させて見るのが簡単です。