このスポーツ用サングラスに搭載されるカメラはガラスレンズ、8メガCMOS、光学ブレ補正機能まで付いた高機能です。携帯電話用モジュールの流用でしょうか。スポーツ時の頭のブレはかなり激しいと思われるので、ブレ補正機能が付いているのは良さそうです。
動画:1080p動画が撮れるサングラス Pivothead (engadget)
マイクロソフトのゲーム機Xbox用センサー「キネクト」がプレイヤーの動きを検出するために投影している赤外線レーザーのパターンを、暗視ゴーグルで撮った動画です。ドットパターンが家具などに投影されている映像は映画「マトリックス」のようですね。
暗視ゴーグルを通して見た『Kinect』 (WIRED)
レンズ交換式のデジカメは一眼型が多いですが、これは撮影レンズと別にファインダ用レンズがあるレンジファインダ型です。レンジファインダは望遠レンズになると写る範囲が小さくなるので使いにくいのが欠点ですが、倍率が2段階に変化するようになっており、さらに電子ビューファインダにも切換えられるという凝った設計です。
富士フイルム、「FUJIFILM X-Pro1」の説明会を開催 (デジカメWatch)
調色できるLED照明器具で「さくら色」の選択もできるようにしたという話です。病院施設で色々な色調を試したところ、さくら色が一番快適だったそうです。電球でも蛍光灯でもない室内照明の色調が広がるでしょうか。
シャープから「さくら色」 LED シーリングライト、「八重桜」と「ソメイヨシノ」を選択可能 (engadget)
福島第一原発の事故対応に投入されて立往生したロボットの後継機が製作されました。建屋内の状況を把握するために、3次元レーザースキャナが搭載されています。ロボットが周囲の状況を把握するシステムは、従来の画像認識ではなくレーザースキャナを使うことが多くなったようです。
原子炉建屋撮影し未回収のロボ、後継2台投入へ (YOMIURI ONLINE)
レーザー光で机に表示するキーボードです。キーの感触が無いのでタッチタイピングは難しそうですが、スマートフォンの外部キーボードとして便利かもしれません。
マジックキューブ
最近増えてきた、衝突回避システムです。ミリ波レーダーや画像認識の方式が多いですが、これは赤外線レーザーのスキャニングだと思われます。
MAZDA マツダ、先進安全技術「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-5」に搭載
磁気の代わりにレーザーで物質の極性を変えることでハードディスクを高速化する研究です。データの書込みが速くなるという話だと思うのですが、読出しは磁気ではないでしょうか。そもそも、ハードディスクは無くなりつつあるので、別の用途を考える必要がありそうです。
レーザーで100倍高速化:ハードディスク向け新技術 (WIRED)
視野を液晶シャッターで開閉する特殊なメガネで、動いているモノを断続的に見る訓練をすると、動体認識が向上するそうです。3D映画館の液晶シャッターメガネは左右の視野を交互に開閉しますが、これは左右同時に開閉するわけです。カーブしたLCDレンズの開発に数年かかったとありますが、それならとりあえず平面のLCDレンズを使っておけば良かったような気もしますね。
動体視力を向上させるNikeのアイウェア (WIRED)
ウェブ上の金融取引を保護するためのワンタイムパスワードを生成する装置です。画面に表示されるボックスの点滅を光学センサーで読み取ることで、取引情報を受信してパスワードを生成するそうです。最近、出始めている可視光通信の一種ですね。
セーフネット、光学センサーで独自の電子署名を生成するトークン (クラウドWatch)
一般の顕微鏡の照明光源に励起フィルターを取り付けることで、蛍光を観察できるようになるという研究成果が発表されました。数百万円もする蛍光顕微鏡と同程度の画像が得られるうえに、光源の出力が低いことで標本が退色しにくくなり、従来より何倍も長時間観察できるそうです。今までの蛍光顕微鏡は何だったのかという話になりますね。
理研、一般顕微鏡を蛍光顕微鏡に強化できるアダプタを試作して性能を実証 (マイナビニュース)
ハエトリグモは8個ある単眼のうち中央の2つで獲物までの距離を測っているそうです。その2個の単眼は網膜が4層になっていて、各層の像のボケ具合から距離を判断しているという話です。
デジカメやビデオのコントラスト検出方式では、撮像素子が1層だけなので、レンズを動かしてピントをずらせてみないとピントが前に合っているのか後ろに合っているのかが判りませんが、ハエトリグモの網膜は多層なので一発で測距できるわけですね。
「ピンぼけ」度で距離を正確に測るハエトリグモ (YOMIURI ONLINE)
従来の手ブレ補正は、レンズ光軸が縦と横に傾く角度ブレだけを補正していましたが、縦と横の平行移動ブレと、レンズ光軸回りの回転ブレも補正するカメラが出ました。平行移動の補正は、従来の補正機構でも加速度センサーを追加すればできますが、回転補正は撮像素子を回さなくてはならないので、メカ設計が複雑そうです。
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